第3グループ 研修4日目
- shiohara0
- 6月27日
- 読了時間: 3分
今日は明け方からずっと雨、毎朝ホテルの部屋からみかける猫も姿を見せず、
日本の梅雨のようなじめっとした季候です。
今日もラジオ体操&伝言ゲームでスタート!
午前中は排泄介助(トイレでの介助・オムツ介助)の授業です。
介助の基本の①声かけ②これから行う事の説明③同意 も実践

前回の研修時もでしたが、ミャンマーの皆さんは本当に親切で丁寧、目の前の方を慈しむ心がとても大きいです。だからこそ、リハパンをおろしておしりの真ん前に顔がくる姿勢になりがちです。下着をおろすと排泄物が再度出てしまう事など伝えて、介助する際の立つ場所・パットの捨て方、手袋の着用のタイミングなど基本を伝えました。施設によって使う物、こまかなやり方は違うので施設のやり方に準じて下さいとお伝えしています。受け入れ事業所様はどうぞこの点はご指導をお願いいたします。そして、どう理解したか、言葉に出してもらうなど丁寧な確認をして頂けると幸いです。技能者の皆さんは、理解したことは本当に丁寧に忠実に行ってくれます!

オムツ介助も実践しました。初日のボディメカニクスをとりいれながらの練習です。
オムツ自体をふれることもはじめて、皆さん困ったような顔をしながら真剣に練習をしていました。数回やると笑顔もみられ、声かけもしながら練習する事ができました。
でも、数回。皆さんから「どうやったら上手になりますか?」と前回同様の質問もありました。
答えは同じ、「今は介助の仕方をていねいにおぼえて、あとは沢山のおじいちゃんおばあちゃんの介助をして下さい。私達もはじめは上手ではありませんでした。沢山介助をして、できるようになりました。」で、皆さんうなずいていました。
午後のアイスブレイクは「果物で介護食作り」

果物カットをしているので、楽しい話をしながらやりました。
「みなさんの好きなフルーツは何?」
「いちご」「マンゴー」「ドリアン」「スイカ」などなど💛
今回の8名は全員長野県にくるので、「長野県はりんごがおいしいですよ」
場所によっては、ブドウ・スイカがおいしいところもあることもお話しました。
さすが20代の女子たち!食べ物の話は目もキラキラして大盛り上がりでした。
いいですね、この感じ!私も彼女たちから沢山の元気を頂きました(^^♪

普通食(マンゴー一口大)→刻み食(マンゴー0.5mmくらいに)→ミキサー食(スイカをつぶして)で行いました。のみこみの確認、スプーンの入れ方・出し方の角度、お茶のタイミング、口まわりの配慮(くちまわりについた食物をティッシュ等でぬぐう意味)、そして口の中に食物が入っているときは声をかけないでのみこんだ時に「おいしいですか?」等会話のタイミングも伝えました。

仕事の中で、食事作りもある事業所もあるので最低限お味噌汁は作ると思うので、
味噌汁を味わってもらいました。今回はインスタントですが、具の説明をしたりして実食!
ミャンマーの料理で「モヒンガー」という魚だしベースの麵スープもあるので、「味噌汁は魚のだしがはいっています」といったら皆さん頷いていました。「おいしい」と完食!
あとは、下膳のタイミングの話も。諸外国はあいたお皿はすぐ下げます、これがマナー。
日本は「ごちそうさま」というあいさつをしてから片付ける文化を話したら大変驚いていました。でも大切な事です。お皿をさげていくと利用者はあわててしまう、危ない事につながるので
その点もお話しました。
頑張る8名とミャンマーの先生3名、そして私達の全部で13名💛だいぶうちとけて楽しくなってきました。明日は「ベッド⇔車椅子の移乗介助」これは7月4日の公開授業で披露いたしますので、どうぞあたたかい心でお楽しみに・・・(^^♪